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最近、
施術に入らせていただく中でや、多方面からの症例を見て感じることがあります。
それは、
「自分が限界に近づいていることに、気づけなくなっている人が本当に増えている」
ということです。
肩こりや不眠、疲労感だけではありません。
呼吸が浅い。
ずっと身体に力が入っている。
頭が休まらない。
人に気を遣いすぎてしまう。
常に考え事が止まらない。
そんな状態が“普通”になってしまっている方が、とても多いのです。
実際に日本では、精神疾患で医療機関を受診している方は2023年時点で約603万人。
これはおよそ20人に1人とも言われています。
しかもこれは、
「医療機関を受診している人」の数です。
不調を抱えながらも、
我慢している人、
気づいていない人、
“気合い”で乗り越えている人まで含めると、
実際にはさらに多い可能性があると言われています。
出典:
厚生労働省「患者調査(令和5年)」
厚生労働省 患者調査(令和5年)
昔と今で大きく違うのは、
身体よりも“神経”を酷使する時代になったことです。
・常にスマホを見る
・SNSで比較する
・大量の情報を処理する
・仕事とプライベートの境界が曖昧
・気を遣い続ける接客や人間関係
・マルチタスク
・将来への不安
脳は、常に何かを考え続けています。
すると、自律神経の中でも
交感神経(緊張・興奮モード)が優位な状態が続きやすくなります。
本来であれば、
副交感神経(回復・休息モード)へ切り替わる時間が必要です。
しかし現代は、
「休んでいるようで、脳が休めていない」人がとても多い。
寝る直前までスマホを見て、眠っても脳が覚醒状態に近い。
すると身体は、
慢性的な緊張状態を覚えていきます。
精神的な不調は、
ある日突然起きるように見えることがあります。
でも実際は、
身体はかなり前からサインを出しています。
・眠れない
・涙もろくなる
・人に会いたくない
・音や通知がしんどい
・朝起きられない
・呼吸が浅い
・常に疲れている
・甘いものや刺激物が増える
・何もしたくない
それでも真面目な人ほど、
「まだ頑張れる」
と無理を続けてしまう。
そしてある日、
身体が強制停止をかけるように、動けなくなることがあります。
これは“心が弱い”のではなく、神経系の過負荷とも言える状態です。
最近では、
自律神経の研究の中で
「迷走神経(Vagus nerve)」への注目も高まっています。
迷走神経は、
呼吸・内臓・心拍・表情・安心感などにも関わる神経です。
人は、
安心している時、
自然と呼吸が深くなり、
表情が緩み、
身体が温かくなります。
逆に、
強い緊張やストレス状態が続くと、
身体は“危険モード”を覚えてしまう。
すると、
・呼吸が浅い
・身体が硬い
・胃腸が不調
・眠れない
・常に警戒している
・リラックスが分からない
そんな状態になりやすいとも言われています。
もちろん、
全てを神経やストレスだけで説明することはできません。
ですが、
身体に触れさせていただいていると、
「休めなくなっている身体」
は確実に増えていると感じます。
今の時代、
頑張る方法はたくさんあります。
でも、
休む方法や、
緩める方法を知らない人はとても多い。
だからこそ私は、
“整える”
ということが、
これからの時代の土台になるのではないかと思っています。
・深く呼吸する
・温める
・眠る
・人と安心して話す
・身体に触れてもらう
・情報を遮断する
・自然に触れる
そんな一見小さなことが、
実は神経系にとって、とても大切だったりします。
「まだ大丈夫」
ではなく、
を、
少しだけ気にかけてみてくださいね。

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